FXを始めようと思ったとき、
「まず何から勉強すればいいんだろう?」
「FXって、独学でもできるのかな?」
と悩む方は多いのではないでしょうか。
私自身、FXを始めた当初は独学でした。
目標は、FXで生活できるようになって、経済的な自由を手に入れること。
そのために、毎朝5時に起きてチャートを開き、仕事に行くまでチャートとにらめっこ。仕事から帰ってきたら、またチャートを開いて、本と見比べながら検証する。
動画を見たり、デモトレードをして、その結果を振り返ったり。友人と遊ぶこともほとんどなく、睡眠時間を削って、とにかく使える時間のほとんどをFXに使っていました。
今回は、そんなFX三昧の2年間を独学で過ごした私が、これからFXを始める初心者の方におすすめしたい勉強方法をご紹介します。
私が独学で勉強していたころとは違い、今は無料で学べるコンテンツや便利なツールもたくさんあります。
「これから独学でFXを勉強するなら、私ならこうする」という視点も交えながらお話ししていきます。
私がおすすめするFX初心者の3つの勉強方法
それでは、私がこれからFXを始める初心者の方におすすめしたい勉強方法を、一つずつご紹介します。
① FX会社・証券会社の無料講座や動画で基礎を学ぶ
まず最初におすすめしたいのが、FX会社や証券会社が提供している初心者向けの無料講座や動画です。
私がFXを始めたころは、分からないことがあれば、とにかく本を買って調べていました。初心者向けの本も何冊も読みましたが、正直なところ、何冊読んでも書いてある基礎的な内容は似ているものが多かったです。
今はFX会社や証券会社が、初心者向けの学習コンテンツを無料でたくさん公開しています。
FXとはどのような取引なのか、ローソク足の見方、注文方法、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の違いなど、最初に知っておきたい基礎知識であれば、まずはこうした無料コンテンツを活用してみることをおすすめします。
動画なら、文章だけでは分かりにくかった内容が、チャートや図を見ながら説明してもらうことで急に理解できることもあります。
もちろん、説明する人によって分かりやすさも違います。私自身も無料の講座や動画を片っ端から見ていましたが、「なるほど!」と思うものもあれば、
「……は?? どういうこと??」
となるものもありました(笑)。
一つ見て分からなかったからといって、「自分にはFXは難しい」と思う必要はありません。同じ内容でも説明の仕方はそれぞれ違うので、別の人の説明を聞いたら、あっさり理解できることもあります。
無料で利用できるものなら、いくつか見比べて、自分が「この人の説明は分かりやすい」と思えるものを探してみるのもいいと思います。
最初から難しいことを全部覚える必要はありません
FXを勉強し始めると、本当にたくさんの言葉が出てきます。
ローソク足、水平線、トレンドライン、移動平均線、ダウ理論、エリオット波動、フィボナッチ……。
調べれば調べるほど新しい言葉が出てくるので、「これ、全部覚えないとトレードできないの?」と思ってしまうかもしれません。
でも、最初から何もかも勉強する必要はありません。まずはFXの基本的な仕組みやチャートの見方、注文方法など、これからFXを勉強していくために必要な土台を作ることを目標にしてみてください。
また、スキャルピング・デイトレード・スイングトレードといったトレードスタイルについても、最初はそれぞれの特徴や違いを知るところからで十分です。
スキャルピングは短時間で何度も売買する、デイトレードは基本的にその日のうちに取引を終える、スイングトレードは数日からそれ以上ポジションを保有する、といったように、それぞれ取引する時間や回数が違います。
すべてのトレードスタイルをごちゃまぜにしてトレードするのは、おすすめしません。
最初はスキャルピングのつもりでエントリーしたのに、決済のタイミングを逃して「やっぱりデイトレードにしよう」とそのまま保有。その後も「スイングにしてもありかな」と、決済しないための言い訳にしてしまいがちです。
そうやってエントリー根拠も決済根拠も曖昧になり、ルールを守れないトレードを繰り返していては、上達するものも上達しません。
また、子育ての合間にちょこちょこっとチャートを眺めたい主婦と、毎日決まった時間に仕事をして、帰宅後の夜にしっかりトレードをしたい会社員とでは、やりやすいトレードスタイルも違いますよね。
まずはそれぞれの特徴を知って、自分の生活スタイルや性格を考えながら、自分に合いそうなトレードスタイルを一つ選んでみる。
そして、その一つに絞って勉強と練習をしてみることをおすすめします。
② デモトレードで実際の取引に慣れる
基礎知識をある程度学んだら、次は実際にチャートを開いてみましょう。そこでおすすめなのが、デモトレードです。
デモ口座は無料で開設でき、デモトレードも実際のお金ではなく仮想資金を使うため、損失を気にせず取引の練習ができます。
最初は「相場を当てる練習」よりも、まず取引ツールの操作に慣れることが大切です。
実際にやってみると、
「買ったつもりだったのに、売っていた」
「決済したつもりだったのに、反対方向に新しくエントリーしていた」
なんてこともあります。
慣れてしまえば何でもない操作ですが、初めて取引画面を見ると、注文方法や決済方法、損切りの設定など、分からないことがたくさん出てきます。
実際のお金を使い始めてから操作方法で慌てるよりも、まずはデモトレードで、新規注文・決済・損切りの設定などの基本操作に慣れておくことをおすすめします。
操作に慣れたら、学んだことを実際のチャートで試してみる
操作方法が分かってきたら、次は無料講座や動画などで学んだことを、実際のチャートで試してみます。
ここでも、スキャルピングをやったり、デイトレードをやったり、スイングトレードをやったりと毎回変えるのではなく、先ほど選んだ一つのトレードスタイルに絞って練習してみてください。
そして、ただ売買して「勝った」「負けた」で終わらせないことも大切です。
たとえば、「なぜここでエントリーしたのか」「どこを見て上がる、または下がると考えたのか」「勉強したルールどおりにトレードできたのか」「トレード中に迷ったことはなかったか」などを記録しておくと、あとから自分のトレードを振り返りやすくなります。
私はチャートのスクリーンショットを残して、そこにエントリーした理由や、そのとき迷ったことなどを書き込んでいました。
トレードが終わったらチャートを保存して、自分がそのとき何を考えていたのかを残しておく。これを繰り返すだけでも、何となく売買して終わるより、ずっと意味のある練習になります。
③ FXの検証アプリ・ツールを使って、過去チャートで繰り返し練習する
これは、私が独学でFXを勉強していたころには、今のように手軽に使えるものはなかったように思います。
でも今は、過去のチャートを動かしながらトレードの練習ができる検証アプリやツールが複数あります。これはぜひ活用してほしいと思います。
リアルタイムのデモトレードには、一つ大きな制約があります。当たり前ですが、相場は現実の時間と同じ速さでしか進みません。1時間チャートを見ていても、経験できるのは1時間分の値動きです。
一方、過去チャートを使った検証では、アプリやツールによってはローソク足を一本ずつ進めたり、早送りしたりしながら、過去の相場を使って何度もトレードの練習ができます。
つまり、実際の相場が動くのを待たなくても、短い時間でたくさんの練習ができるということです。
平日はデモトレードでリアルタイムの相場を見て、時間のある休日には過去チャートを使って集中的に練習する、といった使い分けもできます。
私がFXを始めたころに、こんな便利なものがあったら使いたかったですね(笑)。
検証アプリやツールは複数あり、使える通貨ペアや時間足、チャートの見やすさ、操作方法、トレード結果の記録や集計機能などもそれぞれ違います。
無料で試せるものもありますので、最初から高額なものを購入する必要はありません。いくつか調べてみて、自分が使いやすいと思えるものを探してみてください。
そしてここでも大切なのは、ただ回数をこなすことではありません。
デモトレードと同じように、「なぜそこでエントリーしたのか」「自分のルールどおりだったのか」を確認しながら、同じトレードスタイルで繰り返し練習していくことをおすすめします。
改めて、FXは独学でもできるのか?
ここまで、私がおすすめする独学の勉強方法を3つご紹介してきました。
では、タイトルにもある、
「FXは独学でもできるのか?」
について、改めてお話ししたいと思います。
私の答えは、
「独学でもできます。だけど、稼げるわけではありません。」
です。
ここまで独学の勉強方法をおすすめしておいて、「なんだよ。それはできるって言わないでしょ。」って感じですよね(笑)。
でも、これにはきちんと理由があります。
今はFX会社や証券会社が無料で提供している講座や動画も充実しています。FXとは何か、ローソク足の見方、注文方法、テクニカル分析の基本など、FXを始めるための基礎知識であれば、独学でもかなりのところまで勉強できます。
私が独学で難しいと感じたのは、その先でした。
基礎から先に進むと、急に難しくなった
基礎知識を身につけたあと、実際にトレードで使えるところまで理解しようとすると、勉強する内容は一気に深くなっていきます。
専門的な内容になるほど説明も難しくなり、教材に載っている例題だけでは理解できないことも増えてきました。
たとえば、トレードを勉強するうえで基本となる考え方の一つに、「ダウ理論」があります。FXを勉強している方なら、一度は耳にしたことがあると言ってもいいほど有名な理論です。
私も独学でFXを勉強していたころ、いろんな本を読んでダウ理論を勉強しました。
本に載っているチャートには、説明したい値動きが分かりやすく示されています。それを見ながら説明を読めば、「なるほど。そういうことか」と理解できるんです。
ところが、その本を閉じて実際のチャートを開いた瞬間、
「で、この場合はどの波を見ればいいの?」
となりました。
小さな値動きも一つの波として見るのか。それとも、もっと大きな値動きを見るのか。本に載っているきれいな例なら分かるのに、実際の相場では同じようには見えない。
何度説明を読んでも、実際のチャートに当てはめようとすると「この場合は?」が次々と出てきました。
これはダウ理論だけの話ではありません。
知識として「分かる」ことと、実際の相場を見て自分で判断できることは、まったく同じではないと私は思います。
独学では「この場合は?」に答えてくれる人がいない
そして、もう一つ私が独学で難しいと感じたのが、疑問が出てきたときに、その疑問に答えてくれる人がいないことでした。
デモトレードをして負けたとします。でも、なぜ負けたのかが分からない。
相場の見方が間違っていたのか。エントリーする場所が悪かったのか。損切りの位置が悪かったのか。それとも、そもそも自分が理解しているルール自体が違っているのか。
自分なりにトレードを振り返っても、自分の何が間違っているのかを、自分自身で見つけることは簡単ではありません。
自分の持っている知識の中に答えがあるのであれば、調べることで答えが見つかることもあります。でも、自分の知識の外にある答えには、いくら調べてもたどり着けないことがあります。
なぜなら、その存在自体を知らなければ、調べることすらできないからです。
だから私は、FXは「独学でもできます。だけど、稼げるわけではありません。」と答えました。
基礎から先へ進んだときに、
「何を勉強すればいいのか」
「自分の理解は合っているのか」
「この場合はどう考えればいいのか」
というところで、独学の難しさが出てくると思います。
独学で難しいと感じたら、FXスクールで学ぶのも一つの方法
私自身も、約2年間独学でFXを勉強したあと、スクールで学ぶことを選びました。
現在はトレード歴18年となり、FXオンラインスクール「TRADE UP」を運営し、講師をしています。
TRADE UPとは
TRADE UPでは、完全マンツーマンでレッスンを行っています。
トレードスタイルがそれぞれ違うように、疑問に思うことや、つまずくところも人それぞれです。
決められたカリキュラムに合わせるのではなく、その人が分からないところを一緒に確認しながら、一人ひとりに合ったペースでFXを学んでほしい。
そんな思いから、TRADE UPでは完全マンツーマンという形でレッスンを行っています。
もちろん、最初からすべてをスクールで学ばなければいけないとは思っていません。今回ご紹介した無料講座や動画、デモトレード、検証アプリなどを使えば、自分で学べることはたくさんあります。
まずは自分でやってみる。そして、「ここから先は一人では分からないな」と感じたときに、スクールで学ぶことも選択肢の一つにしてみてください。
TRADE UPは、完全マンツーマンでありながら、月謝制・低料金のFXオンラインスクールです。
高額なコース料金を一括で支払う必要はなく、最低受講期間も設けていません。
もし独学で行き詰まりを感じたときには、ぜひTRADE UPを頼ってください。
無料体験も行っていますので、「一度レッスンを受けてみたい」と思っていただけたら嬉しいです。
レッスン内容や料金、無料体験について、詳しくはTRADE UP公式ホームページをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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